こんにちは、keitoです。
私は30代の技術系サラリーマンですが、中間管理職としての業務に希望が持てず、会社脱出を目指して活動しています。
安全な独立を目指すには必要な資産額を計算しておく必要がありますが、そのために避けて通れないのが、貯金と支出の把握=家計管理です。
ですが、
自分が何にどのぐらい支出しているかなんて全然分からん!
といった方も結構いらっしゃることでしょう。
かくいう私も独立を目指す前は、貯金や支出を完全には把握していませんでした…
そこで今回の記事では、独立に向けて家計管理に取り組んだ際の私の実体験に基づき、面倒な家計管理を楽にする方法を解説していきます!
この記事を読むことで、家計簿無しで、ほとんど労力を掛けずとも家計管理する方法が分かります!
そもそも家計管理は何のためにする?
独立を目指す会社員に家計管理が必要な理由は、独立時点で必要な資産額を計算するために、支出・貯金額を正確に把握しなければならないからです。
支出と貯金の把握の必要性は、下の記事で詳しく解説しています!
また、無駄遣いを洗い出し効率的に蓄財を進めていく意味でも、独立するためには家計管理が必須となるでしょう。
しかし、これまで家計管理に取り組んだことの無い方の場合、どうやって家計管理すればよいか分からない方もいらっしゃるかと思います。
そこで、楽に家計管理をするための具体的な方法について、解説していきます。
面倒な家計管理を楽にする具体的な方法
下記がその手順になります。
- 銀行口座とクレジットカードの数を減らす
- 支払いを極力クレジットカードで統一する
- 銀行口座とクレジットカードの管理アプリを入れる
順番に解説していきます!
銀行口座とクレジットカードの数を減らす
家計管理を楽にするために最も重要なのは、お金の流れを可能な限りシンプルにすることです。
数多くのクレジットカードを持っていたり、少額のお金が複数の口座に分散されていては、支払の内訳や現在の貯金額を把握する手間が増えてしまいます。
よって、まずは自身の所有している銀行口座およびクレジットカードを洗い出し、それをできるだけ集約して数を減らすことから始めましょう。
その作業ってめっちゃ面倒じゃない…?
家計管理を楽にするためには避けて通れないのでここだけは踏ん張りましょう!
注意点として、集約して使用しなくなった銀行口座を放置すると、不正利用や口座管理手数料などが生じる恐れがあるので、面倒でも必ず解約するようにしましょう。
また、クレジットカードも同様に、不正利用のリスクを避けるために、忘れずに解約しておいてください。
クレジットカードの解約はカード会社に電話するだけなので、思ったより簡単ですよ!
支払いを極力クレジットカードで統一する
家計管理を楽にするための次のステップは、支払いを極力クレジットカードの一括払いで統一することです。
クレカ払いって結局借金でしょ?現金払いの方がいいんじゃない?
このように考える方もいらっしゃるかもしれませんが、クレカ払いには下記のようなメリットがあるため、利用を強く推奨します。
- 一括払いなら利息(返金額の上乗せ)がつかない
- ポイント還元が0.5~1.0%程度つくので現金払いより安くなる
- 利用履歴により支払内容の記録が残る
- ATMでの現金引き落としによる手数料を回避できる
ただし、預金残高以上の額をつい使ってしまう、という方にはクレカ払いはおすすめしません。
支払いが滞ってしまい、分割払いやリボ払いに手を出した瞬間に、大損が確定してしまうからです。
利息は投資と異なり、確実に資産を減らしていくため、独立を目指すのであれば甘く考えて手を出してはいけません。
お金をついつい使いすぎてしまう方にとって、クレカ払いはデメリットとなってしまうので、その場合は現金払いでもOKです!
銀行口座とクレジットカードの管理アプリを入れる
最後に、所有する銀行口座とクレジットカードの管理アプリを入れれば、楽に家計管理できる体制が完成します。
それぞれのアプリを確認することで、支払いの内容や預金残高、引き落としや入金の履歴など、お金の流れが全て把握できるので、いちいち家計簿をつける必要はありません。
クレカの履歴に記載されている支払内容を確認して不明な支出を洗い出すことで、認識していなかった無駄な出費も抑えることができるでしょう。
現金での支払いについては内容の履歴が残らないので、キャッシュレスに統一したほうが管理は楽になりますね!
貯金額の確認は年1回で十分
この体制を構築した方は、貯金額の確認は年に1回で十分です。
不明な支出や無駄な出費が無いことさえ把握しておけば、毎月の貯金額を記録することに意味はありません。
会社員であれば収入は年末に発行される源泉徴収票で正確な値が分かるので、その時ついでに貯金額を集計しておく程度で問題ないでしょう。
実際に私も貯金額は年1回しか記録してませんが、特に問題もなく、管理も楽なのでおすすめです!
家計簿アプリは口座やクレカを絞れない場合に有効
口座やクレカを減らすのがどうしても面倒でできない!
こういった方には、家計簿アプリを導入して、片っ端から口座やクレカを連携させる手法がおすすめです。
連携させる口座やクレカの数が増えると課金が必要になる点はデメリットですが、どうしても口座やクレカを集約するのが苦手、という方は試してみると良いでしょう。
注意点として、証券口座を連携させるのはおすすめしません。
短期的な値動きが気になってしまい、精神的に不安定になりやすいためです。
投資で確実にコントロールできるのは入金額だけなので、長期投資前提であれば短期的な値動きはかえって見ない方が良いでしょう!
まとめ:口座&クレカを集約し楽に家計管理できる体制を整えよう
今回の記事で解説した、面倒な家計管理を楽にする方法は下記の通りです。
- 面倒な家計管理を楽にする具体的な方法
- 銀行口座とクレジットカードの数を減らす
- 支払いを極力クレジットカードで統一する
- 銀行口座とクレジットカードの管理アプリを入れる
- 貯金額の確認は年1回で十分
- 家計簿アプリは口座やクレカを絞れない場合に有効
口座およびクレカの集約は人によってはかなり大変ですが、一度整理するだけでその先の家計管理がぐっと楽になります。
会社員からの独立に向けて、家計管理は避けて通れませんので、面倒でも取り組んでみることをおすすめします。
この記事が独立を目指す会社員の皆さんのお役に立てば嬉しいです!
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