こんにちは、keitoです。
私は30代の技術系サラリーマンですが、中間管理職としての業務に希望が持てず、会社脱出を目指して活動しています。
独立に向けて行動する中で、私は会社員が独立するには副業を始める必要があると痛感しました。
副業なんてやったこと無いから正直不安…本当に独立に副業は必要なの？
会社員は副業未経験の方がほとんどのため、このように不安な気持ちになる方は少なくないでしょう。
そこで今回の記事では、独立を目指す会社員が副業を始めるべき理由を、私の活動における実体験に基づき解説します！
この記事を読むことで、なぜ独立に副業が必要か分かり、副業への挑戦意欲が生まれることでしょう！
独立を目指す会社員が副業を始めるべき理由とは？
私が会社を脱出するには副業を始めるべきと考える理由は下記の通りです。
- いくら資産があっても収入ゼロで独立は心理的に厳しい
- 副業で成果が出るには時間がかかる
- 副業を楽しめるかどうかで独立への適正が確認できる
- 税に関する知識を実践で身に付けられる
順番に解説していきます！
いくら資産があっても収入ゼロで独立は心理的に厳しい
形成した資産が減るのはストレス
副業を始めずに独立した場合、会社を辞めた翌年はほぼ確実に資産が減ります。
なぜなら、独立直後は無収入にもかかわらず、税金は前年の収入を反映した額が徴収されるためです。
これまで積み上げてきた資産がみるみる減っていき、かつ収入は増えない…
こんな状況に耐えられる方は並のメンタルではないので、そもそも会社員になってはいないでしょう。
私も副業収入無しで独立するほどの勇気は正直無いですね…
資産収入以外で稼げれば資産減少リスクを大幅に減らせる
早期退職を目指す方のほとんどは、投資による分配金や値上がり益を考慮に入れて生活設計をするかと思います。
しかし、特に株式投資の場合、短期的には株価の下落により投資からの収益が大幅に下がるリスクがあります。
退職した直後に株が暴落して資産が1/2になってしまった！！
このようなケースも起こりえるでしょう。(リーマンショック級の大暴落が来た場合)
暴落時に生活に困って株を売ってしまうと、資産を大幅に減らしてしまうことになります。
こんな時、もし資産収入以外の収入を副業で既に稼げていれば、株の売却を最小限に食い止めることができるでしょう。
資産形成の考え方については下記の記事で解説しておりますので、興味があればぜひご覧ください！
資産課税や物価上昇などのリスクに対処できる
独立しても無収入の状況では、国による法改正で資産課税が生じたり、物価が大幅に上昇したり、といった予期せぬ状況への対処が困難です。
こういった状況においても、既に副業で稼げていれば、収入を得る術を持っているので再びサラリーマンに戻る危険を回避しやすくなります。
将来何が起こるかは誰にも分かりませんが、“稼げるスキル”を常に持っておくことは、どんな時でも生活に困らない人生を歩むためには非常に重要、といえるでしょう。
せっかく果たした会社員からの独立を維持するためにも、あらかじめ副業による収入源は確保しておきたいですね！
副業で成果が出るには時間がかかる
皆さんが会社員からの独立を目指すのはなぜでしょうか？
会社に縛られず自由に生活したい！
私も含めて、このように考える方は多いことでしょう。
であれば、独立後にアルバイトなど、会社員よりさらに低い立場で雇われることは避け、クラウドワークやブログ、youtubeなどの個人事業で収益を得ようとするはずです。
このような収益源は、下記の理由から、独立前にある程度稼げるようになっておくことがおすすめです。
- 稼げるようになるまで時間がかかる
- 無収入の状態で成果が出ないと焦りで失敗しやすい
- 実績が重要なので早く始めた方が有利
独立してから始めればいいや…とは考えずに、思い立ったらすぐ始めた方が成功しやすいでしょう！
副業を楽しめるかどうかで独立への適正が確認できる
独立後は副業が本業になる
もしあなたが既に副業を始めていた場合、独立後はそれが本業の一部になります。
副業として既に取り組んでいれば、その生き方が自分に合っているかどうかは何となく判断がつくでしょう。
ですが、全く副業に取り組まず、独立後に期待して始めた個人事業が全く自分に合わなかったとしたら…
早期退職が取り返しのつかない選択になってしまうかもしれません。
乗り気じゃない内容で稼げるほど甘くはない
独立して個人で稼ぐというと聞こえはいいですが、会社員のようにただ継続していれば稼げるのかというと、そんなに甘い世界ではありません。
多数のライバルがいる中で競争しなければならないので、稼げるようになるには他人にはない強みや独自性が必要となるでしょう。
自分にそんな強みなんてあるのかな？
それを知るには、アウトプットを増やして周囲の反応から方向性を模索する必要があります！
一発目の個人事業でいきなり成功する方もいらっしゃるでしょうが、大多数は失敗に終わります。
挫折した際に、自分には才能が無かった…と自分に言い訳して諦めないためにも、失敗すらも楽しんで、成功するまで継続する根性が求められるのです。
そんな適性が自身にあるのかを確かめる上で、会社員のうちから副業を始めてみるのはとても効果のある方法といえるでしょう。
いざ独立してみたら全然自分に合わなかった…なんていう事態を防ぐためにも、会社員のうちから副業として個人事業を始めてみるのがおすすめです！
税に関する知識を実践で身に付けられる
会社員を独立した場合、年間の収支や経費を確定申告で税務署に自分で申告しなければなりません。
20万円以上の収入があるのに確定申告しなかった場合、それは脱税になってしまいます。
確定申告？何それ全然分からないんだけど…
過去の私も含め、確定申告について何も知らない、という会社員の方は多いことでしょう。
この確定申告を含めた税の知識を実践で得るうえで、副業は非常に効果的です。
会社員は税金に関して無知
なぜ会社員が税金について何も知らなくても生きていけるのかというと、会社がほとんどの手続きを代行してくれているからです。
会社員は年末調整で必要な情報や確証を会社側に提出するだけで、面倒な確定申告の手続きは会社側で対応しています。
税金の徴収も源泉徴収で給料から天引きされているので、
なんかよく分からないけど結構引かれてるなー
程度にしか考えていない方がほとんどでしょう。
会社員ならそれで問題ないのですが、独立を目指すなら、損をしないためにも税金に関する知識を身に付ける必要があります。
税金の知識が無いと会社員よりも個人事業主の方が損をする
会社員が独立した際に税金知識が無いと、下記の理由から会社員時代よりも損をすることになります。
- 経費を自分でつける必要がある(会社員はみなし経費が付与されている)
- 社会保険料が高くなる(会社員は半額を会社が負担している)
代表的な税金である所得税と住民税は、下記の計算式で算出した課税所得額に税率を掛けることで税額が決まります。
よって、会社員時代には自動的に付与されていたみなし経費が無くなると、同じ収入でも独立後の方が税額が高くなってしまうのです。
そもそも経費って何なの？
ざっくりいうと、収入を得るために支払った業務に関係するお金のことです！
しかし、どういった支払が経費になるのか、確定申告をしたことのない会社員では、理解するのは難しいでしょう。
ですが、副業で20万円以上稼いでいれば、例え会社員であっても確定申告の義務が生じるため、経費や確定申告に関する知識を実践で得ることができます。
個人での確定申告を副業で経験できるのは、独立を目指す会社員にとって大きなメリットですね！
まとめ：独立を目指す会社員は副業に取り組んでみよう
今回の記事で紹介した、独立を目指す会社員が副業を始めるべき理由は下記の通りです。
- いくら資産があっても収入ゼロで独立は心理的に厳しい
- 形成した資産が減るのはストレス
- 資産収入以外で稼げれば資産減少リスクを大幅に減らせる
- 資産課税や物価上昇などのリスクに対処できる
- 副業で成果が出るには時間がかかる
- 副業を楽しめるかどうかで独立への適正が確認できる
- 独立後は副業が本業になる
- 乗り気じゃない内容で稼げるほど甘くはない
- 税に関する知識を実践で身に付けられる
- 会社員は税金に関して無知
- 税金の知識が無いと会社員よりも個人事業主の方が損をする
副業無しでいきなり独立しようとすると収入ゼロの中で稼ぐ手段を模索しなければならないので、独立を目指す方は軽い気持ちで副業にチャレンジしてみることをおすすめします！
この記事が独立を目指す会社員の皆さんのお役に立てば嬉しいです！
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