こんにちは、keitoです。
私は30代の技術系サラリーマンですが、中間管理職としての業務に希望が持てず、会社脱出を目指して活動しています。
会社からの脱出を目指すにあたり、資産形成は失敗しても生活を維持できる保険の意味で重要ですが、貯金と投資を組み合わせることで資産形成は大幅に加速します。
投資なんて胡散臭い!なんで貯金だけじゃだめなの?
投資はよく詐欺に悪用されるので、こういった印象を持つ方も少なくないでしょう。
そこで今回の記事では、会社からの脱出を目指し実際に資産形成に取り組んでいる私の実体験に基づき、なぜ貯金と投資が資産形成を加速させるのか?その理由を解説します!
この記事を読むことで、貯金と投資の組み合わせによる効果とその重要性が分かります!
貯金×投資が資産形成を加速させる理由
私の実体験に基づく、貯金と投資の組み合わせが資産形成を加速させる理由は下記の通りです。
- 長期目線での投資は勝率が高い
- 投資元本が大きいほど投資収益が増えやすい
- 投資収益が得られると貯金のモチベーションがさらに上がる
それぞれについて、解説していきます!
長期目線での投資は勝率が高い
投資は短期的には暴落により大きく値下がりするリスクもありますが、長期的に見れば大幅に右肩上がりの銘柄が確かに存在します。
代表例として、米国株式の1925年から2023年までの推移を見てみましょう。
引用元:myINDEX 過去97年の市場暴落と回復年数
このグラフの縦軸は対数目盛ですので、米国株を1925年に購入し、約100年持ち続けた場合、その価値はおおよそ1万倍になっていたという驚くべき事実が分かります。
つまり、1万円投資してたら100年後には1億円になってるってこと!?
その通りです!
ただし、これは100年という超長期間で見た場合の話で、短期的には値上がりしなかった時期もある点に注意が必要です。
例えば、1929年の世界恐慌では、最高値から株価が約83%下落し、元の株価に回復するまでに15年の期間を要しました。
ということは、過去の歴史では15年間以上持ってればプラスになったってことかー
そういうことです。投資は早く始めた方が良い、とよく言われるのは、長く持つほど損をするリスクが下がるためなんですよ。
そもそも投資とは?
先ほどは株式投資を例として説明しましたが、ここでそもそも投資とは何なのか?について考えてみましょう。
Wikipediaによると、投資の定義は下記の通りです。
投資(とうし、英: investment)とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)。
引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
つまり、現金という資本を投資する場合は、その現金を増やすために、株式や債券、不動産などの別な形に変換することになります。
では、なぜ投資でお金が増えることがあるのでしょうか?その仕組みを解説していきます。
投資でお金が増える仕組み
投資でお金が増えるのは、大別すると下記の2パターンの収益が得られるためです。
- 利子や家賃収入などの定期収入(インカムゲイン)
- 価値の上昇による売買差益(キャピタルゲイン)
まずは定期収入(インカムゲイン)ですが、これは借金による利息の逆、と考えると分かりやすいです。
例えばあなたがお金を借りる場合、借りた額に応じた上乗せ金を払う必要がありますよね。
これを利息といいますが、逆にお金を貸した側は、貸した額よりもお金を多く貰えることになります。
この追加分を利子といい、お金やものを貸すことで得られる定期的な収入のことをインカムゲインと呼びます。
不動産投資の場合、部屋を貸したことによる家賃収入がインカムゲインにあたりますね!
次に売買差益(キャピタルゲイン)について、金やトレーディングカードなどの現物投資を例にとって考えてみましょう。
物の値段は需要と供給で決まるので、皆が欲しがって数が少ないものほど値段が高くなります。
金は需要が減りにくい(と皆が信じている)資産であり、かつ供給量も少ないので価値が上がり続けています。
これを安いうちに買って、数年後に高くなってから売ると利益が得られますが、このような売買差益をキャピタルゲインといいます。
トレーディングカードでは、たとえ原価はタダ同然でも、皆が欲しいと思えば値段が上がるのが面白いですね!
必ず儲かるとは限らないのが投資
投資は長期でやれば必ず儲かるって分かったから、自分は全財産を突っ込むぜ!
こう思った方は注意して下さい!“投資の世界に絶対はない“ので、いったん冷静になりましょう!
先ほど説明した投資の仕組みを考えれば、投資をしても必ずお金が増えるとは限らないことが分かります。
例えば、インカムゲインを例にとると、お金を借りた側(企業、国、銀行など)が倒産や破産してお金を返せなくなったら損をします。
また、キャピタルゲインは需要と供給で決まりますが、そもそも長期的に需要がどうなるかなんて誰にも読めません。
じゃあもしかしたら長期投資でも損するかもしれないってこと?
その通りです!元手よりお金が減るリスクを知ったうえで、過去の傾向から勝てる可能性が高いと感じたなら、自己責任で投資する姿勢が求められます!
余剰資金で投資をするのが収益を得るためのコツ
これまでの投資に関する説明は、下記のようにまとめられます。
- 長期目線で大幅な右肩上がりを続けている投資先が存在する
- 短期的(米国株では最長15年)には価値が戻らなかったことがある
- 過去の値動きは未来も継続するとは限らない
つまり、長期的には利益が得られる可能性は高いが、値下がりするリスクもあるのが投資、ということになります。
よって、自分の全資産を投資に回すのではなく、余剰資金で投資する姿勢が、長い目で見て投資で利益を得るために必要だといえるでしょう。
投資には銘柄選びや為替リスクなど、注意すべき点はまだまだありますが、それは今後の記事で詳しく解説していく予定です!
投資元本が大きいほど投資収益が増えやすい
貯金と投資の組み合わせが資産形成を加速させる理由の2つ目は、投資元本が大きいほど投資収益が得やすい点にあります。
投資による資産増加額は下の式で決まるため、年間の利回り(収益率)が一定であれば、投資元本が大きいほど得られる利益も大きくなります。
よって、貯金額が増えると投資に回せる元本が増え、投資元本が増えると投資収益が増え、相乗効果で資産形成が加速していくといえますね。
下記の記事を参考に資産形成を進め、さらに投資も組み合わせれば、資産が爆速で増えるのでとてもおすすめできる手法です!
投資収益が得られると貯金のモチベーションがさらに上がる
これは私の実体験からもいえることですが、投資を始めてみて、実際に値上がりしていく事実を実感すると、もっと投資元本を増やして収益を上げたくなります。
するとますます資産形成のモチベーションが上がるので、倹約が加速して、貯金額が増えていきます。
貯金が増えると余剰資金も増えますので、さらに投資元本と収益が増える…
こうした正のスパイラルが生じるので、貯金と投資の相性は非常に良い、といえるでしょう。
独立に向けた具体的な資産額があるなら、投資を始めた方が良いのはこういった相乗効果が期待できるためです!
まとめ:投資を始めると資産形成のモチベーションが高まる
今回の記事で解説した、貯金と投資が資産形成を加速させる理由は下記の通りです。
- 長期目線での投資は勝率が高い
- 投資元本が大きいほど投資収益が増えやすい
- 投資収益が得られると貯金のモチベーションがさらに高まる
投資は投資先の選定さえ誤らなければ、長期的に資産が増える可能性が高く、実際に投資収益が得られることで、貯金のモチベーションを高める効果もあります。
独立のための目標資産額のある方は、投資を始めることで、資産形成を加速させると良いでしょう。
この記事が独立を目指す会社員の皆さんのお役に立てば嬉しいです!
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